香港市場が再開
先週は香港株価指数と上海株価指数を並べ、旧正月明け市場再開後の下げに要警戒である旨の記事を書きましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け旧正月の休暇が日曜まで延長、中国市場再開は週明け月曜に持ち越されることとなりました。
いっぽう香港市場は一足早く29日に再開しましたが、29日は大きくギャップダウンして再開、続く30日も大幅続落となりました。今週は香港株価指数のみ日足チャートで見てみましょう。
紫の四角が1か月、ローソク足右端3本が再開後の動きですが、こうして見てみると昨年8月からのサポートラインを試している状態です。また昨年8月安値と今年1月高値の61.8%押しも現時点でサポートラインとちょうど重なる水準に位置しています。
いったんは踊り場となりやすい水準ではあるものの、高値からの下げが旧正月を挟んだことでポジション調整が一巡したとは思えない経過時間ですし、下げ足が急だっただけに直近のギャップを埋められずに再び下げに動く可能性も高そうです。本日の引けももちろんですが、週明けの中国市場再開が株式市場にとって正念場となることは間違いありません。
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