オーストラリアの12月住宅建設許可件数の予想(20/1/31)

日本時間2020年2月3日朝9時30分に発表を予定しています。

オーストラリアの12月住宅建設許可件数の予想(20/1/31)

オーストラリアの12月住宅建設許可件数の予想

オーストラリアの12月住宅建設許可件数の予想

(今回発表予想)1月31日13時00分現在
豪州の11月住宅建設許可件数は予想(+2.0%)を大きく上回る+11.8%でした。今回はその前月の反動と思われ、前月比▼5.0%予想です。これまでの豪州住宅市場はあまり良くありませんでしたが、2019年の春頃から移動平均線が上向きになっています。今回の予想レンジも大方はマイナス予想ですが、一部では大きくプラスとなる予想をしているエコノミストもいますので、波乱の数値になることもあり得ます。

オーストラリアの12月住宅建設許可件数の予想 2枚目の画像

2019年11月現在までの推移と3ヶ月移動平均、及び2019年12月予想値を加味
(前月比ベース:緑はゼロ、黒い線より右側は12月予想、○印は各年12月)

但し、例年12月(上図〇印)は大きく落ち込む月になっているので、季節的には好数値を期待できにくい感じです。年率はベースでは昨年12月があまり良くなかったので、11月に続き改善方向となっています。

オーストラリアの12月住宅建設許可件数の予想 3枚目の画像

(2019年11月迄、12月予想値は黒い線の右側)

チャートは許可件数の前年比ベースとなっています。昨年10月の▼22.9%からは大きく改善しています。今回の前年比は前月比ベース予想値を基に算出し、12月は▼1.4%になっています。
チャートではゼロ近いので解りにくいとおもいます。

豪ドル対米ドルの相場は、昨年10月からの豪ドルサポートを今週下抜き、割ってからの下落が大きくなっています。B(=0.6850)に抵抗線ができ、それを平行にしてCを引くと、丁度昨日の底値0.6700に当たり、現在も0.67台前半で推移しています。当面はBとCの豪ドルトレンドに沿って下がることが予想され、Eの横サポート0.6670まで3回目のトライになりそうです。ここを終値で切ると、新たな豪ドルの底値模索になります。レンジ内は0.6760、0.6820米ドルに抵抗線があり、仮にBを越えてもD(=0.6910)に上値抵抗線であります。
(1月31日14:30、1豪ドル=0.6718米ドル) 

オーストラリアの12月住宅建設許可件数の予想 4枚目の画像

豪ドル米ドル日足

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