今週の米ドル(USD)の見通し
日銀政策修正動向を織り込みつつ4連騰で149円台到達
ドル円は日銀の3月18-19日会合におけるマイナス金利やYCC等の解除へ向けた地ならし的な動きが続いたことで3月11日安値146.46円へ下落して2月13日高値150.88円からの下げ幅は4.42円となったが、3月12日から15日までの4連騰で149.16円まで戻し、この間の上昇幅は2.70円となり直前の下げ幅に対して凡そ6割を戻した。
3月12日夜の米2月CPIが高止まりの様相となり、3月14日の米PPIも予想を上回ったことで米国の利下げ開始が先送りされる可能性が高まり米10年債利回りが連騰で上昇したことと、日銀の政策修正への動きが連日報じられているものの材料的に消化されてきたことと、マイナス金利等を解除しても暫くは金融緩和状態が続くと見込みにより円高圧力が後退していることが4連騰の背景となった印象だ。(3/18)
USD アメリカドル FX
JPY 日本円 FX USD/JPY 到達確率チャート
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オーダー/ポジション状況
米ドル(USD)相場に関する経済カレンダー
日本円(JPY)相場に関する経済カレンダー
現在の米ドル相場の焦点
現在の日本円相場の焦点
米ドルの為替レート推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | |||
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為替レート(対円) | 117.75 | 81.12 | 120.22 |
日本円の為替レート推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | |||
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為替レート(対円) | 117.75 | 81.12 | 120.22 |
アメリカの経済指標の推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | 直近 | 米ドルへの | |||
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影響度 | 方向性 | ||||||
政策金利 | 4.255 | 0.25% | 0.50% | 5.50% (Feb./24) |
|||
市場金利(銀行間金利3ヶ月) | 4.54% | 0.30% | 0.61% | 5.58% (Feb./24) |
|||
市場金利(10年)カレンシースワップ | 4.94% | 3.38% | 2.19% | 3.75% (Feb./24) |
|||
株価指数 | 10,718 | 11,578 | 17,425 | 38,424.27 (Feb./24) |
〇 | ||
実質GDP | 3.3% | 2.5% | 2.6% | 3.3% (Dec./23) |
|||
消費者物価指数 | 3.69% | 1.69% | Nov0.70% | 3.1% (Jan./24) |
|||
失業率 | 5.00% | 9.50% | 4.90% | 3.7% (Jan./24) |
|||
経常収支 | -5.57% | -3.00% | -2.60% | -3.1% (3Q/23) |
↑U$高/↓U$安
日本の経済指標の推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | 直近 | 日本円への | |||
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影響度 | 方向性 | ||||||
政策金利 | 0.15% | 0-0.10% | 0-0.10% | 0.1% (Feb./24) |
|||
市場金利(3ヶ月)為替先物より算出(オファー) | 0.10% | 0.34% | 0.18% | 0.10% (Feb./24) |
|||
市場金利(10年)カレンシースワップ | 1.61% | 1.17% | 0.53% | 0.70% (Jan./24) |
◎ | ||
株価指数 | 16,111 | 10,229 | 19,034 | 36,863.28 (Feb./24) |
〇 | ||
実質GDP | 1.90% | 3.50% | 0.80% | -2.9% (Sep./23) |
〇 | ||
消費者物価指数 | -0.10% | 0.00% | 0.20% | 2.6% (Dec./23) |
|||
失業率 | 4.40% | 4.90% | 3.30% | 2.4% (Dec./23) |
|||
経常収支 | 3.72% | 0.54% | 3.29% | 2.9% (3Q/23) |
↑円安/↓円高
アメリカの長期経済予測
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 米ドルへの | |||
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影響度 | 方向性 | ||||||
政策金利予想 | 1.90% | 2.10% | 1.90% | 1.80% | ◎ | ||
実質GDP予想 | 2.20% | 2.00% | 1.90% | 1.80% | 〇 | ||
消費者物価指数予想コア | 1.90% | 1.90% | 2.00% | 2.00% | 〇 |
↑U$高/↓U$安
日本の長期経済予測
- | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 日本円への | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
影響度 | 方向性 | ||||||
先物による政策金利予想 | - | -0.03% | -0.01% | 0.02% | |||
実質GDP予想 | - | 1.00% | 0.60% | - | |||
消費者物価指数予想 | - | 1.80% | 1.40% | - |
↑円安/↓円高
アメリカの政治・社会情勢
日本の政治・社会情勢
アメリカの経済情勢
日本の経済情勢
米ドル通貨の概況・特徴
一方で一時「有事のドル買い」といわれた「危険避難通貨」としての役割は近年薄れているように見える。2015年頃までは世界の主要国に先んじて景気の回復局面に入りつつあると目されていたことからドルが買われていたが、2016年には英国が国民投票で予想外にEU離脱を決めたことでリスク回避の動きが加速、ドルは対円ではリスク回避の円買いに押され100円割れ。しかし、11月に想定外のトランプ政権の誕生でドル円は一気に上昇、年末には118円台に達した。以後は2019年まで膠着状態が続き値幅は年々狭まる傾向となっている。