今週の米ドル(USD)の見通し
大統領選はトリプルレッドを織り込みドル高地合い継続か
先週のドル円は週初は衆院選での与党大敗を受けギャップアップして始まり153.88レベルの週間高値をつけました。しかし長続きせずにすぐに反落、日銀会合と米国雇用統計という材料もあったことで、その後は153円台前半で横方向のもみあいが続きました。日銀会合は予想通りの現状維持であったものの同時に公表された展望レポートにおいて物価の上振れリスクへの言及があったことを材料に円買い、植田総裁会見もハト派的な色は見られず、152円割れを見ることとなりました。
そして米国雇用統計に向けては152円割れでは必ずカウンターで買いが出てくることから徐々にドル買い戻しが強まっていましたが、雇用統計は想定外の弱い結果となり改めて152円割れ。しかし、ハリケーンの影響が大きいと考えられること、米金利が4.38%台まで上昇したことで153円台まで買い戻され、引けは152円台後半と若干押したものの、振り返るとドルは強いという印象の一週間となりました。(11/4)
USD アメリカドル FX
JPY 日本円 FX USD/JPY 到達確率チャート
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東京市場のドルは一時154円台まで上昇、ドル独歩高の展開だが、日銀利上げ観測が円の下支えに(24/11/6)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、米大統領選でトランプ氏優勢との思惑が先行し、ドル高が加速。一時154円台までドル高円安が進行した。
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ドル円見通し 米大統領選の結果待ち、28日午前と29日夜のダブルトップ以降は円高優勢(24/11/6)
ドル円は6日早朝に151.33円へ下落し、10月28日午前高値153.87円と29日夜高値153.86円をダブルトップとしてからは右肩下がりの円高優勢で推移している。
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オーダー/ポジション状況
米ドル(USD)相場に関する経済カレンダー
日本円(JPY)相場に関する経済カレンダー
現在の米ドル相場の焦点
現在の日本円相場の焦点
米ドルの為替レート推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | |||
---|---|---|---|---|---|
為替レート(対円) | 117.75 | 81.12 | 120.22 |
日本円の為替レート推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | |||
---|---|---|---|---|---|
為替レート(対円) | 117.75 | 81.12 | 120.22 |
アメリカの経済指標の推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | 直近 | 米ドルへの | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
影響度 | 方向性 | ||||||
政策金利 | 4.255 | 0.25% | 0.50% | 5.00% (Oct./24) |
◎ | ||
市場金利(銀行間金利3ヶ月) | 4.54% | 0.30% | 0.61% | 4.85% (Oct./24) |
〇 | ||
市場金利(10年)カレンシースワップ | 4.94% | 3.38% | 2.19% | 3.60% (Oct./24) |
〇 | ||
株価指数 | 10,718 | 11,578 | 17,425 | 42,454.12 (Oct./24) |
〇 | ||
実質GDP | 3.3% | 2.5% | 2.6% | 3.0% (Jun./24) |
〇 | ||
消費者物価指数 | 3.69% | 1.69% | Nov0.70% | 2.4% (Sep./24) |
〇 | ||
失業率 | 5.00% | 9.50% | 4.90% | 4.1% (Sep./24) |
|||
経常収支 | -5.57% | -3.00% | -2.60% | -3.3% (2Q/24) |
↑U$高/↓U$安
日本の経済指標の推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | 直近 | 日本円への | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
影響度 | 方向性 | ||||||
政策金利 | 0.15% | 0-0.10% | 0-0.10% | 0.25% (Oct./24) |
〇 | ||
市場金利(3ヶ月)為替先物より算出(オファー) | 0.10% | 0.34% | 0.18% | 0.20% (Oct./24) |
|||
市場金利(10年)カレンシースワップ | 1.61% | 1.17% | 0.53% | 0.92% (Oct./24) |
|||
株価指数 | 16,111 | 10,229 | 19,034 | 39,595.00 (Oct./24) |
|||
実質GDP | 1.90% | 3.50% | 0.80% | 2.9% (Jun./24) |
|||
消費者物価指数 | -0.10% | 0.00% | 0.20% | 3.0% (Aug./24) |
|||
失業率 | 4.40% | 4.90% | 3.30% | 2.5% (Aug./24) |
|||
経常収支 | 3.72% | 0.54% | 3.29% | 4.4% (2Q/24) |
↑円安/↓円高
アメリカの長期経済予測
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 米ドルへの | |||
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影響度 | 方向性 | ||||||
政策金利予想 | 1.90% | 2.10% | 1.90% | 1.80% | ◎ | ||
実質GDP予想 | 2.20% | 2.00% | 1.90% | 1.80% | 〇 | ||
消費者物価指数予想コア | 1.90% | 1.90% | 2.00% | 2.00% | 〇 |
↑U$高/↓U$安
日本の長期経済予測
- | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 日本円への | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
影響度 | 方向性 | ||||||
先物による政策金利予想 | - | -0.03% | -0.01% | 0.02% | |||
実質GDP予想 | - | 1.00% | 0.60% | - | |||
消費者物価指数予想 | - | 1.80% | 1.40% | - |
↑円安/↓円高
アメリカの政治・社会情勢
日本の政治・社会情勢
アメリカの経済情勢
日本の経済情勢
米ドル通貨の概況・特徴
一方で一時「有事のドル買い」といわれた「危険避難通貨」としての役割は近年薄れているように見える。2015年頃までは世界の主要国に先んじて景気の回復局面に入りつつあると目されていたことからドルが買われていたが、2016年には英国が国民投票で予想外にEU離脱を決めたことでリスク回避の動きが加速、ドルは対円ではリスク回避の円買いに押され100円割れ。しかし、11月に想定外のトランプ政権の誕生でドル円は一気に上昇、年末には118円台に達した。以後は2019年まで膠着状態が続き値幅は年々狭まる傾向となっている。