南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の為替チャート・予想・見通し

今週の南アフリカランド(ZAR)の見通し

ランド円レポート月曜版

先週は、ドル円でもドル安の動きとなっていましたが、それに比べると南アフリカランドにおけるドル安の動きが大きかったと言えます。材料はいくつかありますが、週初に発表された経済指標が強めであったことから直近のところで悪材料が続いていたランドに買い戻しが入ったこと、また週末には南アフリカの最高裁がズマ大統領の汚職に関連して再審を命じたことです。 ズマ大統領の疑惑は、KPMGとグプタ家(南アの財閥)との癒着にズマ大統領とその周辺が絡んでいた可能性があるとのことに対して、当然本人は否定するとしても中立な立場の裁判所が差し戻して再審を命じたことで、やはり何か汚職がという流れですが、一般的な国ではこうした政治家の汚職は通貨売りに繋がりやすいところ、南アフリカの場合は先の不信任投票時に見られたように、ズマ大統領の辞任に繋がることは好材料と考える流れができています。 実際に再審のニュースが出たのは週末金曜でしたが、そこに至るまで裁判所の判断に対して、思惑のランド買いが出ていたと考えられます。ドルランドはそれまでの上昇トレンド(ランド安)に対して週初月曜に切り返す動きとなっていて、この動きがランド円にも波及し、8.11を安値に大きく切り返すうごきとなりました。(10/16)

ZAR 南アフリカランド FX ZAR/JPY 到達確率チャート

南アフリカランド(ZAR)の相場予想・見通し等に関する新着記事

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    ランド円レポート月曜版(17/10/16)

    先週は、ドル円でもドル安の動きとなっていましたが、それに比べると南アフリカランドにおけるドル安の動きが大きかったと言えます。

    ランド円レポート月曜版(17/10/16)

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    2017/10/10

    ランド円ショートコメント(17/10/10)

    先週のランドは、経済指標など目立った材料は無い中で、米国の金利上昇や株高が高金利通貨から米ドルへの資金還流を起こしやすい地合いになっていた

    ランド円ショートコメント(17/10/10)

  • 南アフリカランド(ZAR)の記事

    2017/10/02

    ランド円レポート月曜版(2017/10/2)

    先週の南アフリカ関連の材料としては、KPMG、マッキンゼーによる富豪グプタ家と政界とのスキャンダルが尾を引いてのスタートとなりました。

    ランド円レポート月曜版(2017/10/2)

  • 南アフリカランド(ZAR)の記事

    2017/09/25

    ランド円ショートコメント(17/9/25)

    21日に発表された政策金利は6.75%と現状維持、0.25%の引き下げで6.50%を予想していた市場参加者のコンセンサスとは異なる結果となり、

    ランド円ショートコメント(17/9/25)

  • 南アフリカランド(ZAR)の記事

    2017/09/19

    ランド円レポート月曜版(2017年9月19日)

    先週の南アフリカ関連の材料としては、13日に小売売上高と14日4〜6月期経常収支がありましたが、どちらも予想よりも悪い数字となりました。

    ランド円レポート月曜版(2017年9月19日)

日本円(JPY)の相場予想・見通し等に関する新着記事

南アフリカランド(ZAR)相場に関する経済カレンダー

日本円(JPY)相場に関する経済カレンダー

現在の南アフリカランド相場の焦点

・資源価格の下げ止まり ◎↑
・金価格反発  △↑
・ズマ大統領によるゴーダン財務相解任と債務格付けのジャンク化 ◎↓

現在の日本円相場の焦点

・北朝鮮をめぐる地政学リスク ○
・日米金利差の拡大 

南アフリカランドの為替レート推移

2005年末 2010年末 2015年末 9/30  
為替レート(対円) 18.60 12.24 7.77 7.37
為替レート(対ドル) 6.3288 6.6291 15.4685 13.72

日本円の為替レート推移

2005年末 2010年末 2015年末 9/30  
為替レート(対円) 117.75 81.12 120.22 101.35

南アフリカの経済指標の推移

2005年末 2010年末 2015年末 直近   ZARへの
影響度 方向性
政策金利 7.00% 5.50% 6.25% 6.75% JUN 17  
市場金利(3ヶ月)為替先物より算出(オファー) 7.05% 5.55% 6.63% 6.98%(17/9/21)  
市場金利(10年)カレンシースワップ 7.54% 7.77% 9.46% 7.73%(17/9/21)  
株価指数 18,097 32,119 50,694 55,867(17/9/21)    
実質GDP 5.28% 3.04% 1.28% 2.50% (JUN 17)  
消費者物価指数 2.02% 3.37% 5.20% 4.80% (AUG 12)  
失業率 26.60% 23.30% 24.50% 27.70%(JUN 17)    
経常収支 -3.10% -1.50% -5.10% -2.50%(JUN 17)  

ZAR高/ZAR安

日本の経済指標の推移

2005年末 2010年末 2015年末   日本円への
影響度 方向性
政策金利 0.15% 0-0.10% 0-0.10% -0.1-0.1  
市場金利(3ヶ月)為替先物より算出(オファー) 0.10% 0.34% 0.18% -0.03%(17/9/21)  
市場金利(10年)カレンシースワップ 1.61% 1.17% 0.53% 0.23%(17/9/212)  
株価指数 16,111 10,229 19,034 20,317(17/9/21)  
実質GDP 1.90% 3.50% 0.80% 2.50%(JUN 17)  
消費者物価指数 -0.10% 0.00% 0.20% 0.40%(JUN17)  
失業率 4.40% 4.90% 3.30% 2.80% (JUN17)    
経常収支 3.72% 0.54% 3.29% 3.80%(JUN 17)  

円安/円高

南アフリカの長期経済予測

3ヶ月後 半年後 2017年 2018年   ZARへの
影響度 方向性
先物による政策金利予想 7.00% 7.00% 7.15% 7.30%    
実質GDP予想 1.00% 1.50% 1.40% 1.80%    
消費者物価指数予想 5.70% 5.30% 6.40% 5.50%    

ZAR高/ZAR安

日本の長期経済予測

3ヶ月後 2017年 2018年 2019年   日本円への
影響度 方向性
先物による政策金利予想 -0.1% -0.1% -0.1% -0.1%  
実質GDP予想 1.60% 1.80% 1.40% 0.70%  
消費者物価指数予想 0.40% 1.10% 1.50% 1.80%    

円安/円高

南アフリカの政治・社会情勢

日本の政治・社会情勢

南アフリカの経済情勢

サハラ以南のアフリカ諸国のGDPの30%を占めるアフリカ随一の経済大国。金・プラチナ・ダイヤモンドなどの鉱物資源の輸出で知られるが、以前は世界1位だった金の産出量はすでに掘りやすいところを掘りつくし、5-6位まで後退している。慢性的な電力不足、2014年には格付け機関の格下げの理由ともなった労働ストらしきの蔓延、黒人の高い失業率等問題が山積している。また、ZARの下落と電気料金、食料価格の高騰がインフレを引き起こしつつある。

日本の経済情勢

政府・日銀による金融緩和が続く中、アベノミクスに一定の効果が見られており経済は上向き加減。ただし、引き続き原油安などの要因でぐインフレ率は低く、日銀は2%のインフレ目標の期限を数度にわたって後ろ倒しにするなど、回復力は当初見込みより弱い。そうした中で日銀は2016年2月16日より金融機関の日銀への当座預金の一部に史上初のマイナス金利を適用することを決めたが、イールドカーブ全体が低下、長期金利低下の金融機関等への弊害が大きく11月には短期長期両方の金利を誘導するイールドカーブコントロールに方針を変更。

南アフリカランド通貨の概況・特徴

南アフリカの輸出構成から資源価格の影響を強く受ける。また、最大の貿易相手国中国の景気の影響を受けやすい。80年代ごろには米ドルとほぼ等価であったことを考えれば非常に長期に亘って下落傾向にあるといってよい。2016年に入って対ドル、対円ともに史上最安値を記録している。

日本円通貨の概況・特徴

比較的経済が安定していて、戦争等の地政学的リスクからも遠い日本の通貨円は、このところスイスフラン等と同じ「危険避難通貨」として取り扱われる傾向があり、経済危機、戦争等のリスクが世界的に発生すると「有事の円買い」が発動されることが多い。そのためリーマンショック後の世界の経済危機に際してはゼロ金利の円に買いが集まり2011年から2012年にかけては80円を割る局面もあった。しかし、安部政権発足とともに黒田日銀総裁の追加金融緩和策とアベノミクスの相乗効果と、世界的な危機の後退から2013年以降円売りが進んだ。
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