株価指数(上海、香港、NYダウ)
NYダウは相変わらず底堅い動きをしていますが、新型コロナウイルスをきっかけとして、上海株価指数や香港株価指数は今週一週間で随分と下げることとなりました。また直近の動きだけでなくこれらの中国関連の株価指数は米中貿易摩擦による制裁関税の影響もあって、2018年高値以降は高値を切り下げる動きとなっています。
比較してみましょう。以下のチャートは上から上海、香港ハンセン、NYダウの週足チャートです。
こうして見ると、上海と香港は似たパターンを描いていて、明らかにNYダウとは違うことがわかります。最近でこそ中国発の世界的な株価下落という動きはありませんが、今週の変調が上海や香港の株価の一段の下落に繋がってくるようなことがあれば、アジア株に影響しそれが米国株にも影響するという流れも考えられます。
中国は旧正月の大型連休が始まりましたが、この間にコロナウイルスの感染拡大というようなことがあると、休み明けの中国株式市場には警戒しなくてはなりませんし、中国発の世界的な株価調整という嫌な予感がしてなりません。
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Edited by:山中 康司
2019.12.06
WTIテクニカル 12月6日アップデート(19/12/6)
仮に多少上がったとしてもテクニカルには売り場となる可能性が高そうなチャートに見えます。
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