シカゴポジション(CME)162
シカゴポジションは先週もまた更新されていませんでした。今週も「シカゴポジション」の表題を維持し、現在の相場見通しのみ記します。下記のポジションはそのまま12月18日付を転載しています。
シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
NZドルも前回同様に161回で、
「…このトレンドライン(0.6800〜0.6890米ドル)は毎日15ピップス程度上昇しているので、今週末には0.6845〜55米ドル付近位まで上昇する事になりますので、横這い推移しただけでも下抜けがし易くなります。もし下限を切った場合は0.6770〜80、0,6750、0.6700〜10米ドルの順にサポートあります。最後を切ると、先に年初の大きな下ヒゲのダブルボトムトライになります。」
としましたが、先週初にレンジ下限を抜けて、現在は上記の最後のサポート0.6700〜10米ドルを維持できるか否かのトライをしている最中です。
もしこのサポートを切ると、0.6690、0.6650米ドルの2つのサポートを試す流れになりますが、ここは抜け易くなるので、年初の長い下ヒゲである0.6580〜90米ドルまでのトライになります。さすがにここまでくればダブルボトムですので、ショートはこの辺りで手仕舞いし、更に下抜く勢いを残しているか否かを探る展開になります。
一方で上値は0.6780〜90、0.6830〜40米ドルに抵抗線ありますが、後者越えて終らないとNZドルの一段高狙いは出来ないと思います。
(1NZドル=0.6721米ドル、1月21日13時30分現在)
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