ユーロドル急落のリスク
本日はECB理事会、ドラギ総裁会見とユーロドルの動向に影響を与えるイベントが控えていますが、チャートの形がかなり怪しくなってきていますので、イベント前に注意だけはしておこうということで月曜のユーロレポートで使っているチャートをご覧ください。
月曜時点で示したトライアングル(ここではピンクの細線)は、その日のうちに下抜け現在は3月安値(1.2155)に5pipsまで近づいています。東京市場ではやや戻してはいるものの、イベント前様子見が強まりますので、理事会の内容にせよ総裁会見にせよハト派な内容の場合、この安値を下抜けて来る可能性が高くなります。
そして、この水準(ピンクの太線)を下抜けて来ると1月下旬以降の長期もみあいのネックラインを下抜けることに繋がりますので、動き次第では1.20の大台を試しに行く流れに早期に繋がる急落のリスクがあります。
ドル円も上昇ウェッジの下抜けではなく、より長期のリバーサル(反転)パターンのネックラインが108円水準にあり、同水準を上抜けてのドル高・円安となりました。ドル高という点で方向性も一致しますので、今夜の理事会後の動きには注意してください。
オーダー/ポジション状況
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