メキシコペソ円
昨年10月30日からくりっく365に登場したせいでしょうか、最近メキシコペソのことを時々聞かれます。個人的にはあまり注目はしてなかったのですが、どのくらいの取引量があるのか見てみると、1月末時点でのくりっく365におけるポジションは以下の通りでした。
トルコリラ円 349,627枚
ランド円 81,577枚
メキシコペソ円 31,507枚
単純に金利が高いということでトルコリラ円はスタート以来最高水準の買いポジションが続いていますが、ランド円がその4分の1、メキシコペソ円に至っては更にその半分以下ということで、ポジションも取引量もそれほど多くはないようです。
肝心の値動きのほうはどうでしょうか。日足チャートで3つを並べてみました。上からメキシコペソ円、ランド円、トルコリラ円です。
メキシコペソ円、ランド円、トルコリラ円日足
ランド円とトルコリラ円は毎週コメントに書いていますが、ランドはラマポーザ副大統領がANC議長となってからは大幅高のいっぽうで、トルコリラ円はビザ発給以降の対米問題が大きく上値の重たい展開を続けています。そうした中でメキシコペソ円は最近ではあまり動きがなく安定しているといったところでしょうか。
北米に位置していることもあってGDPもトルコや南アフリカに比べると大きい(世界15位)ですし、政策金利も7.25%と高金利通貨であることを考えると、値動きも安定しているという点でトルコリラよりは良さそうだと思います。いまは知識不足で役立つコメントも出来ませんが、ときどきチェックしてみることにします。
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