ユーロ円2年ぶり高値(17/12/21)
昨夜のNY市場でユーロ円が134.78レベルまで大幅に上伸し、2015年10月以来2年ぶりの高値となっています。今年は134円台前半から半ばの水準で9月以降毎月反落を繰り返していて昨夜簡単に抜けると思った参加者は少なかったはずです。おそらく134.50超えの水準にオプションも含めたストップオーダーがあり、クリスマス前で参加者が少ないところを狙ってつけにいったというあたりが真相ではないかと思っています。
これまで強力なレジスタンスとなっていた134円台前半が今度はサポートとなりますが、こうなると今のユーロ円は次のターゲットがどこかは気になるところです。テクニカルな観点から考えるため、次の週足チャートをご覧ください。
ユーロ円 週足
チャートを見ていただくとわかる通り2014年高値と2016年安値の61.8%戻しが134.41となっていた(赤いライン)こともあって、ターゲット達成感からも9月以降は強いレジスタンスとなっていたことが伺われます。
次のターゲットを2016年安値から2016年末までの上げ、その後2017年安値への押しを各点としたフィボナッチエクスパンションから求めてみます。すると161.8%エクスパンション(青いライン)が138.33にありますので、中期的には138円台が意識されやすい展開となってきたと考えられそうです。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.05.03
ドル円 ドル高の調整進む、米雇用統計の内容注視(5/3夕)
アジア市場はドルが弱含み。寄り付きから一貫してのじり安で、一時は153円を割り込む局面も観測されていた。
-
ニュージーランドドル(NZD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.05.03
NZドルWeekly 自国経済の弱さを改めて意識、ボラタイルな地合い継続か(24/5/3)
弱い雇用統計が嫌気されるなか、投機筋の円売りポジション積み上げと、日本当局と思われる円買い介入に翻弄され、週間値幅が4円超のボラタイルな展開となった。
-
オーストラリアドル(AUD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.05.03
豪ドルWeekly 7日RBA理事会に注目だが、日本当局の介入観測に翻弄される地合いか(24/5/3)
今週の豪ドルは、投機筋の円売りポジション積み上げに伴う円安と、日本当局の円買い介入と見られる急速な円高に翻弄される展開となった。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:編集人K
2017.12.20
ユーロドル値幅わずか 休暇モードで動意薄(12/20夕)
20日の東京時間のユーロドルは15:45まで1.1834-49のわずか15pipsの動きに留まっています。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。