ユーロ対ドルではほぼ横ばい(12/21夕)

21日のアジア時間ユーロドルは横ばい推移。

ユーロ対ドルではほぼ横ばい(12/21夕)

ユーロ対ドルではほぼ横ばい

21日のアジア時間ユーロドルは横ばい推移。
昨晩の海外市場では休暇ムードで薄い市場の中で、米税制改革法案が上下院とも通過しトランプ大統領の署名を待つだけとなりましたが、為替市場はここまで散々この話題をもてあそんできたこともあり、セル・オン・ザファクトのドル売りとなりました。
ユーロは昨晩一時1.19台を回復。東京開始時には1.18台後半に押し戻されていましたが、その後も1.1863-78の狭いレンジで底堅く推移。欧州勢参入後はやや強含む場面もありましたが、引き続き1.18台後半での取引が続いています。

イベント通貨後はやや金利相場っぽくなったこともあり、主要通貨に対しドルが売られる中で円に対してだけはドル買いとなっており、結果ユーロ円は約2年2ヶ月ぶりに一時134.88をつける勢いとなっています。

今晩は一時あれほどの騒ぎとなったスペインのカタルーニャ州の、州議会選挙が実施、即日開票されます。独立支持派と反対派の勢力は拮抗していると伝えられており、結果は開票までわからない状況ですが、以前ほどは為替市場の関心を引いていません。一方で、休暇シーズン入りでますます市場の流動性は低下していることもあって、どちらの結果になったとしても波乱の要素はあると言えます。

この後ユーロ圏では24:00に12月消費者信頼感指数速報値、米国も22:30に7〜9月期GDP確報値、新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業指数、シカゴ連銀全米活動指数、23:00 住宅価格指数、24:00 景気先行指数とわりと生々しい経済指標の発表も並びます。序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高の展開です。

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