ユーロドル長期チャート 7月26日アップデート

昨夜はユーロドルが一段高となり一時1.1712の高値をつけた後、1.16台半ばへと短期筋の利食い売りに押される形での引けとなりました。

ユーロドル長期チャート 7月26日アップデート

ユーロドル長期チャート

昨夜はユーロドルが一段高となり一時1.1712の高値をつけた後、1.16台半ばへと短期筋の利食い売りに押される形での引けとなりました。

前回7月21日以降のユーロドルの値動きについてアップデートします。

前提としてユーロドルは長期上昇トレンドに入っていて、方向性がユーロ高であるとの見方自体には変化ありません。しかし、前回アップデートで書いた通り「2014年高値1.3995と今年1月安値1.0341とのフィボナッチ・リトレースメント・・・38.2%戻しの1.1737と2015年8月高値1.1714(ネックライン上の高値)がほぼ一致・・・最初のターゲットは1.17台前半にある」というターゲットを達成したこととなります。

つまり長期上昇トレンドにおける短期調整局面に入ったというのが昨夜から本日までの流れとなり、今はどこに向かっているのか短期的な視点(数日〜1週間)での見通しが以下となります。まずは日足チャートをご覧ください。

ユーロドル長期チャート

シンプルにローソク足のみとして1ヶ月を紫の四角で囲ってあります。現在の上昇トレンドが始まった1月3日安値から表示してあります。細いピンクのラインは以前の上昇チャンネルですがまだ効いているので残してあります。

現在の上昇チャンネルは平行ラインで示したピンクの太線、あるいはサポート側をピンクの太線とし、上値側を3月高値と5月高値で結んだ(青いライン)若干先が狭くなる上昇チャンネルの2つの見方があると思います。しかし、上記の通り1.17台前半が重要なレートとなること、また青いラインはちょうど1.17台前半を通り、これまでしっかりとは抜け切れていないことを考えると短期的にはどちらも参考に出来ると考えられます。

さて、昨夜の高値1.1712はごく短期的には高値となった可能性が高いため、この目先の動きでどこまで押す可能性があるのかをフィボナッチ・リトレースメントで計算したのが赤の各ラインとなります。38.2%押しの1.1560はかなり濃厚な下押しレベル、一時的に半値押しとなる1.1512を見ることもあり得ると言えるでしょう。

ただ、冒頭に書いたとおり、まだまだユーロ高トレンドは続きます。ここでの押しが買い遅れている向きが買うことが出来るラストチャンスとなる可能性もあります。米国、欧州のニュース等を見ながらではありますが、現状のユーロドルについてのテクニカルな考察でした。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る