ユーロドル長期チャート(17/7/6)

週足〜月足レベルでのトリプルボトムが完成した場合には、1.25という水準も十分に考えられるという見方に変化はありません。

ユーロドル長期チャート(17/7/6)

ユーロドル長期チャート

6月29日にユーロドルの長期見通しを示しましたが、週足〜月足レベルでのトリプルボトムが完成した場合には、1.25という水準も十分に考えられるという見方に変化はありません。これは数週間から数か月といったタームでの見通しですが、その後のユーロは29日に1.1446レベルの高値付けて以降、短期的な調整局面入りとなっています。

本日は、この短期的な調整がどの程度の深さになるのかテクニカルな観点から考えてみることにしましょう。

ユーロドルの4月下旬以降の4時間足チャート(紫色の枠が1週間)をご覧ください。

            ユーロドル四時間足

            ユーロドル四時間足

5月15日週に水準を切り上げ、5月19日以降はおよそ1.1120〜1.1280レンジでのもみあいを継続(黄緑の点線で囲った範囲)、そして先週のドラギ総裁発言でレンジの上抜けとなったのが前回29日までの動きです。そして、高値をつけてからはピンクの平行線で示した短期下降チャンネルの中で高値を切り下げる動きとなっています。

もみあい最後の週の安値1.1119から先週高値1.1446までの上げに対する半値押しの水準は1.1282(赤い線で示したフィボナッチ・リトレースメント)となっていて、ちょうどもみあいの上限と重なります。現在の下降チャンネル内での推移は、この1.1282をターゲット(ゴール)とする流れであると考えることが妥当です。

明日の雇用統計の数字によっては一時的に下抜ける動きもあり得るでしょうが、その場合でも61.8%押しにあたる1.1244レベルが今回の下げの限界点です。その後は冒頭に書いた通り、再び長期ユーロ買いのトレンドに戻る可能性が高いという見方です。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る