ユーロ3日ぶりに下げ止まるか(17/7/5夕)

米国休場明けのアジア時間でユーロは1.1350を挟んでの小動きに終始しました。

ユーロ3日ぶりに下げ止まるか(17/7/5夕)

ユーロ3日ぶりに下げ止まるか

米国休場明けのアジア時間でユーロは1.1350を挟んでの小動きに終始しました。
昨晩はECBのプラート理事が講演でインフレの収斂がデータに明らかに現れるまでには辛抱が必要だと述べ、金融緩和策の継続の必要性を強調しました。

ユーロは中長期のレンジに差しかかりながら、先週末にかけ二度に亘り1.1450トライに失敗、今週は二日続落でポジション調整と北朝鮮の地政学リスクからのユーロ円の円買いに1.13台前半まで下げています。
本日も日中は安値圏での横ばいではありましたが、月初からの下げも今のところ調整の範囲にとどまっており、本日のFOMC議事録、今週末の雇用統計等の米金利材料で大きな変化がなければ、ユーロの堅調は維持される可能性が高いものと考えます。

この後17:00には6月ユーロ圏のPMI確報値、23:00に米耐久財受注、明朝3:00には6月13、14日分のFOMC議事録が公表されます。
今晩のところは、昨晩のユーロドルの底値1.1336を維持できるか、あるいはその下の1.1300、1.1292といったサポートを踏みとどまれるかに注目です。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

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