トルコリラ円ショートコメント
まず先週の振り返りですが、トルコリラ円は「大台30.00レベルをサポートに、31.60レベルをレジスタンスとする流れ」を見ていました(お詫び:チャートと執筆時の水準を見ればわかるとはいうものの、タイポがありレジスタンスを30.60と表記していました。混乱を招いたことをお詫び申し上げます)。実際のレンジは安値が30.73レベル、高値が31.43レベルと、前週のブレの反動かかなり狭いレンジでのもみあいに終始しました。
先週はドル円におけるリスクオフの動きを警戒していましたが、ドル円は上下ともに抑えられ動きに乏しく、ドルトルコリラもまた方向感の無い狭い値幅での取引に終始していました。結果として、ほぼドルの動きは似通っていてトルコリラ円は静かな週となりましたが、今週もあまり動きは期待できそうもありません。
イベントとしては貿易収支がある程度ですし、ドル円の動きも週末の雇用統計まではあまり期待できずトルコリラ円だけでなく、クロス円全般に動意薄となりやすい週です。テクニカルな観点でしか判断材料が無いため、4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。期間はいつもより狭く拡大表示です。
トルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円 四時間足
先々週の動きが大きかったため、短期的には高値も安値も見てしまった後ということがわかりますが、現在の水準はちょうどその値幅の半値のあたりです。先週もその半値近辺での、もみあいとなっていましたが今週もこの半値水準をもみあいの中心として方向感が出にくい週になるものと考えられます。
さすがに先週のレンジは狭いため、若干上下に広げ今週は30.80レベルをサポートに、31.50レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。
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