ランド円ショートコメント(2016年12月5日)

まず先週の振り返りですが、「7.80レベルをサポートに、8.20レベルをレジスタンスとする流れ」

ランド円ショートコメント(2016年12月5日)

ランド円ショートコメント

まず先週の振り返りですが、「7.80レベルをサポートに、8.20レベルをレジスタンスとする流れ」を見て、実際のレンジは安値が7.96レベル、高値が8.25レベルとなり、若干予想レンジよりも強かったもののほぼ予想通りの値幅となりました。

ランドも新興国通貨ではあるものの直近のところではドル円での円安の影響が強く、先週のコメントでも指摘したようにドル円の動きがキーになっています。先週もドル円同様に高値を切り上げる動きの後に、金曜にはS&Pによる長期債の格付けが発表されましたが、BBB+からBBBに1ノッチ引き下げられただけだったことから、当面のジャンク債入りを回避できたことが逆に好感された様子です。

4時間足チャートに均衡表を重ねたチャートをご覧ください。

            南アランド円四時間足

            南アランド円四時間足

米国大統領選後の11月11日安値(7.35)と11月18日安値(7.55)を結んだサポートラインと平行に引いた上昇チャンネル(ピンクのライン)の中での動きとなっていて、均衡表でも雲の上で堅調な動きを続けていることが確認できます。

今週は材料的には7〜9月期のGDPや経常収支等、主要な経済指標の発表も多いのですが、よほど下振れしない限り、テクニカルには上昇チャンネルを継続しやすいと見て良いでしょう。引き続き底堅い展開を予想し、8.00レベルをサポートに、8.30レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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