トルコリラ円ショートコメント(23/11/14)

かなり狭い値幅での値動きに収まり、下降チャンネル内で横方向のもみあいに終始したと言えます。

トルコリラ円ショートコメント(23/11/14)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「トルコリラが緩やかな通貨安をとなる中で、テクニカルには平行下降チャンネルを下抜ける可能性が高まっていることから、5.15レベルをサポートに、5.30レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が5.19レベル、高値が5.28レベルとチャンネル下抜けは起こらず、下降チャンネル内での動きを継続した一週間でした。

また下ヒゲのスパイク状の動きを排除すると実際の安値は5.21レベルであったと見られ、かなり狭い値幅での値動きに収まり、下降チャンネル内で横方向のもみあいに終始したと言えます。先週はドル円が週を通して円安が強まりましたが、トルコリラ安の巡航速度に比べ、円安が目立った結果と見てよさそうです。

最近は中銀会合でも動きが鈍くなってきてトルコリラ安の流れは基本的に大きな変化が無いのですが、前週までに比べると対ドルでのトルコリラ安の速度がやや緩やかになってきています。これは4時間足チャート中段のドル・トルコリラに方向を示すラインが引いてあるのですが、このラインに沿った動きからラインよりも下での動きになって来ていることからもわかります。そうした中で円安地合いが継続している間はトルコリラ円については、下降トレンドから横方向のもみあいの動きになってくると言えそうです。

いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

注目すべきは中段のドルトルコリラの上昇ペースが鈍っていることですが、トルコリラ円でも下降チャンネルのレジスタンスラインを上抜けそうな流れになって来ていることがわかります。

下降チャンネル以外に引いてある2本の水平線は下の赤いライン5.22は最近の実質的な安値圏を示し、上の青い水平線5.33は先々週の高値を示しています。今週はこれら両線に挟まれた水準で横方向のもみあいになりやすいと考えています。

今週は上記水準そのままで、5.22レベルをサポートに、5.33レベルをレジスタンスとする狭い値幅でのもみあいの週を考えておきます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る