トルコリラ円ショートコメント(23/10/16)

実際のレンジは安値が5.14レベル、高値が5.37レベルとなりましたが、実際の安値は5.33レベルに留まっていたと思われます。

トルコリラ円ショートコメント(23/10/16)

トルコリラ円ショートコメント

先週の振り返りですが「もみあいから緩やかな下降トレンドへの移行を考え、5.22レベルをサポートに、5.45レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が5.14レベル、高値が5.37レベルとなりましたが、安値はスプレッド拡大によるビッド価格の低下によるもので、実際の安値は5.33レベルに留まっていたと思われます。

先週のトルコリラですが、イスラエル情勢緊迫化と近い場所での紛争ぼっ発にもかかわらず、トルコリラ売りはこれまでの巡航速度での緩やかなトルコリラ売りに留まり、イスラエル情勢の影響はほぼ無かったと言えます。

そうなると基本的にドルトルコリラでの緩やかなトルコリラ安がトルコリラ円の基調を作り、その時々でのドル円の上下が変化を与えるという見方でよいでしょうし、今週もその見方でいれば良いでしょう。今までですとドル円での円安からトルコリラ円も底堅くなりがちでしたが、10月3日の小規模介入と思われる円急騰以降は150円の大台が強いレジスタンスとして意識され、結果としてトルコリラ円の上値を抑えています。

テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

かなり緩やかですがトルコリラ円は上値の水準を下げてきていることがわかります。下ヒゲの振れが動きをわかりにくくしていますが、この下げの傾向は今週も続きやすいと見ていてよいでしょう。今週は5.20レベルをサポートに、5.40レベルをレジスタンスとする週を考えておきます。

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