ランド円ショートコメント(23/10/9)

実際のレンジは安値が7.57レベル、高値が7.91レベルとこれまでのチャンネルを下抜け、8月15日以来の安値圏へと下げる動きとなりました。

ランド円ショートコメント(23/10/9)

ランド円ショートコメント

先週の振り返りですが「平行上昇チャンネル内での緩やかな上昇トレンドが継続していると考え、7.75レベルをサポートに、7.97レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.57レベル、高値が7.91レベルとこれまでのチャンネルを下抜け、8月15日以来の安値圏へと下げる動きとなりました。

先週のランドは経済指標が弱かったということもありますが、テクニカルに日足での三角もちあいを下抜けたことが大きかったようです。先週時点では上昇チャンネル継続を考えていたため、週足チャートにおける強いレジスタンスとしての8円の大台を考察するのみでしたが、ドル円の介入と思われる動きをきっかけに下抜けすることとなりました。

日足チャートで上述した動きを確認しましょう。

ランド円ショートコメント

ピンクのラインが2か月続いたトライアングル、青の縦線がドル円急落を見た3日を示しています。これを見るとテクニカルな要因が強かったことが伺え、下値のターゲットとしては7月安値の7.41レベルを視野に入れてきた可能性があるでしょう。

いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)もご覧ください。

ランド円ショートコメント 2枚目の画像

明らかに先週の下げはそれまでの動きに変調を来していますし、中段のドルランドも直近の高値を上抜けランド安の動きになってきていることがわかります。上段ランド円のチャートの下に引いてある赤の水平線が7月安値の7.41です。

今週は戻り売りが出やすい地合いになってきたと言えますが、下値は一気に7.41までは行かず、その手前の大台7.50をターゲットにする動きと考えられます。またレジスタンスについては先々週安値の7.74レベルが参考になります。

これらのことから、今週は7.50レベルをサポートに、7.75レベルをレジスタンスとする週を考えておきます。

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