ランド円ショートコメント(23/8/28)

実際のレンジは安値が7.61レベル、高値が7.84レベルと、予想よりもランド高に動いた一週間となりました。

ランド円ショートコメント(23/8/28)

ランド円ショートコメント

先週の振り返り(ショートコメント)ですが、「テクニカルに7.45レベルをサポートに、7.70レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.61レベル、高値が7.84レベルと、予想よりもランド高に動いた一週間となりました。

先週は週前半にドルランドでのドル売り・ランド買いが先行した分ランドが買われ、その後はドル円と歩調を揃えたことで調整も入りましたが、週末の引けにかけて改めてランド買いが入り高値圏での引けとなりました。材料的には米金利上昇や中国の景気減速など悪材料が目立つのですが、BRICS会議で中国との首脳会談が行われ電力での調印など南アにとっての好材料もありました。

またBRICSに来年から新たに6か国(アルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)が加わるということも南アと新規加盟国との間での関係が強まるという連想になったかもしれません。ただ、長期的には中国にとって有利な方向に進めて行くことは間違いないでしょうから、BRICS関連のニュースは逆に短期材料となるのではないかと見ています。

テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

7月末高値と8月安値との61.8%戻しまで上がってきたことで、テクニカルには78.6%(61.8%の平方根)戻しの7.92がターゲットとなります。サポート側は先週後半に押しが入った7.71前後が妥当そうです。

先週ほどの動きは出て来ないと見られますので、今週は7.70レベルをサポートに、7.95レベルをレジスタンスとする週とします。

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