ランド円ショートコメント(23/7/24)

実際のレンジは安値が7.61レベル、高値が7.89レベルと、予想よりもランド高に動いた一週間となりました。

ランド円ショートコメント(23/7/24)

ランド円ショートコメント

先週の振り返りですが、「木曜までは7.55〜7.70を中心レンジとした動き、利上げの場合は7.80を目指し、現状維持の場合は7.45を目指すという見通し」を示しました。実際のレンジは安値が7.61レベル、高値が7.89レベルと、予想よりもランド高に動いた一週間となりました。

南ア中銀は20日の会合で8.25%と現状維持を決めました。事前の予想は現状維持と利上げとで半々となっていたため上記のような予想を示したのですが、現状維持にもかかわらずランドは下げずに週末に向けて買われる動きとなりました。ただ、これはランドが強かったのではなく、週後半の円安の動きとともにランド円でも円売りの動きになっただけです。ドルランド自体は横ばいでランド高になっていたわけではありません。

またテクニカルにこれまでレジスタンスとなっていた7.80を上抜けたことから、買いが強まったという面はあったかと思います。テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

この2週間ほどピンクの平行上昇チャンネルの中での動きとなっていますが、さすがにチャンネル幅が狭いため、今週もこの中での動きを続けるとは思えません。FOMCで利上げがあるとランドとの金利差が拡大しランド安要因になりそうですから、3週前の安値と先週高値との38.2%押しとなる7.71水準を下値の目途と考えています。

いっぽうで上値は先週高値を若干超える動きがあっても、大きくは上がらないと見ています。これらの見方から、今週は7.10レベルをサポートに、7.95レベルをレジスタンスとする週とします。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る