ランド円ショートコメント(23/6/26)

実際のレンジは安値が7.61レベル、高値が7.80レベルと、思いの外落ち着いた値動きになっていました。

ランド円ショートコメント(23/6/26)

ランド円ショートコメント

先週の振り返りですが、「長期チャートの動きから今は勢いが付いていると言えますので、7.84〜7.90をターゲットとしながら、7.50水準の押し目では買いが出やすい展開で、7.50レベルをサポートに、7.90レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.61レベル、高値が7.80レベルと、思いの外落ち着いた値動きになっていました。

先週のランドはランドでの目立った材料があったわけではありませんが、7月FOMCでの利上げが確実視される中で、新興国通貨には米金利上昇は基本的に悪材料となり、これまで買われてきたランドに調整の売りが入ったと言えそうです。ドル円と同じペースでドル高に動いていることを見ても、弱い通貨である日本円と同様というだけで、短期的に買いにくい地合いになっていると言えます。

今週もランドは調整が続きそうなチャートとなっていますので、いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)もご覧ください。

ランド円ショートコメント

明らかにそれまでの上昇トレンドが頭打ちとなって横方向の動きに転じてきました。5月安値6.89と6月高値7.80との押しを計算すると、現在はほぼ23.6%押しの水準にあり、ターゲットは38.2%押しの7.45となります。レジスタンスは週後半に上値を抑えられていた7.73を参考にできそうです。

上記テクニカルな水準を参考に、今週は7.45レベルをサポートに、7.75レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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