トルコリラ円ショートコメント(23/5/8)

先週のトルコリラ円は、安値が6.65レベル、高値が6.99レベルと、予想よりもトルコリラ安・円高での動きになった一週間でした。

トルコリラ円ショートコメント(23/5/8)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが、「直近のチャートの値動きを参考にして、6.80レベルをサポートに、7.05レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が6.65レベル、高値が6.99レベルと、予想よりもトルコリラ安・円高での動きになった一週間でした。

先週のトルコリラは基本的にこれまで同様にドルトルコリラは緩やかなトルコリラ安を続けほとんど材料視されない中で、米銀不安によるリスクオフの円買いからドル円が大きく反落した動きを受けてトルコリラ円でも円高になったと言えます。

すでにトルコリラが材料とならなくなって久しいですが、今週末はトルコの大統領選がありますので、その結果次第では来週はトルコリラの動きが出てくる可能性はあるでしょう。

先週時点でもエルドアン大統領が野党統一候補とのリード差を縮めているというのが世論調査の結果から判断できましたが、先週以降の世論調査でも野党統一候補のクルチダルオール氏が若干のリードをしていますが、傾向としてはこれまで同様にリード差は縮まっているという見方も多く、そうしたことを踏まえると選挙直前の両者の支持率はほぼ互角となる可能性も高そうです。

政権交代期待もあり、クルチダルオール優勢という声が多く聞こえてくる気はするものの、個人的にはあまり期待せず、エルドアン大統領が勝利の可能性と五分五分という見方でいようと思います。

テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

最近のトルコリラ円は、おそらくは流動性が以前よりも低くなっていることによるスプレッド拡大から下値方向でのスパイクが多く発生しています。そのため2本の水平線は実体部分の高値と安値に引きました。

この実体部分のレンジで見ると安値が6.75、高値が6.98となっています。これら2つのレートを参考にして、今週は6.75レベルをサポートに、7.00レベルをレジスタンスとする週を考えておきます。

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