3. ランド円ショートコメント(23/4/17）

ランド円ショートコメント(23/4/17）

先週のランド円は、安値が7.17レベル、高値が7.38レベルと、予想レンジよりもランド高の取引となった一週間でした。

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ランド円ショートコメント(23/4/17）

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが、「引き続きランド円は下げを継続し、大台7.00レベルをサポートに、7.30レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.17レベル、高値が7.38レベルと、予想レンジよりもランド高の取引となった一週間でした。

先週のランドは米国のインフレ指標であるCPI、PPIともに予想よりも弱く米金利低下が新興国通貨には好材料になり木曜まではそれを材料とした動きと見ても良かったかと思います。金曜にはFRB理事のタカ派発言で米金利が上昇した際にはドルランドの反応が鈍かったいっぽうでドル円が上昇する動きとなったことで、結果としてランド円は週を通して強い地合いにあったと言えるでしょう。

ただ、ランド自体に目立った好材料があるわけでもなく、3月末高値の7.50は大きなレジスタンスとなってくると見られます。いつもの4時間足チャート（上からランド円、ドルランド、ドル円）をご覧ください。

ランド円ショートコメント

現在の水準は3月末高値と4月安値との78.6％（61.8％の平方根）戻し7.42と重なり、いったん上値を抑えられやすい水準です。ドル円の動きによっては一時的に抜けることもありそうですが、それでも7.50には届かないと見ています。最近のランド円は一週間程度で方向を変えることが多いため、今週は上がったところでは売りになるのではないかと考えています。

今週は先週の安値圏に近い7.20レベルをサポートに、レジスタンスの手前7.45レベルをレジスタンスとする週を考えておきます。

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