ランド円ショートコメント(2016年10月10日)

ランド円もドル円の104円台乗せに追随する動きでしたが、既に水曜には高値をつけていて前週からのドル建て

ランド円ショートコメント(2016年10月10日)

ランド円ショートコメント

まず先週の振り返りですが、「7.20レベルをサポートに、7.50レベルをレジスタンス」とするレンジを予想しました。実際のレンジは安値が7.33レベル、高値が7.56レベルとなり、予想レンジよりやや上に広がる動きとなりました。

ランド円もドル円の104円台乗せに追随する動きでしたが、既に水曜には高値をつけていて前週からのドル建て金価格下落(ドル上昇)がドルランドにおいてランド売り(ドル買い)に影響を与えた面があったように思います。ただ、金価格自体はいったん1241ドルレベルで底入れをした動きを見せていて、短期的にランドに与える影響は弱まっていると考えられます。また今週の南アフリカの経済指標は細かなものがいくつかあるものの、これらもランドに方向性を示すような材料とはならなそうです。

ランド円も4時間足チャートを見てみましょう。

             ランド円4時間足

             ランド円4時間足

ランド円は中期的には9月第2週安値からの上昇トレンドの中にありますが、先週の動きを見ていると、形自体はあまりきれいでは無いものの高値圏でトリプルトップ状のチャートパターンを形成しようとしている段階に見えます。まだ、完成していないため下げを確定させる訳にはいきませんが、先週の高値圏を超えられずに下げてきた場合には、短期的な下降トレンド入りとなる可能性があるチャートです。

上記のチャートパターン形成継続中と考え、今週は7.35ベースをサポートに、7.55レベルをレジスタンスとする流れを見ておきますが、動き次第ではサポートの位置する7.30レベルまでの下げは考慮しておくべきでしょう。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る