ランド円レポート月曜版
先週のランド円方向感なく推移
まず、先週の振り返り(ショートコメント)ですがランド円は「7.20レベルをサポートに、7.45レベルをレジスタンスとする」流れを予想しました。実際のレンジは安値が7.17レベル、高値が7.51レベルと、予想レンジよりも上下ともややはみ出た程度で予想レンジでの値動きといってよさそうです。
先週のランド円は基本的に方向感なくもみあいを続けていましたが、週後半特に金曜にはドル円が日銀の外債購入の思惑で乱高下した影響を受け7.17まで下げる動きに繋がりました。その後はドイツ銀行の経営不安懸念後退もあって、新興国通貨にも下支え要因となったと考えることが出来そうです。
今週も基本はドル円に追随する動きか
さて今週ですが、南アフリカ関連では細かな経済指標は出て来るものの、大きな動きにつながるようなものはありません。最近では同国の経済指標がランド相場に与える影響はかなり少なくなってきているという印象で、今週の大きな材料はやはり金曜の米国雇用統計とそれがドル円相場に与える影響ということになってしまうかと思います。
現在のランド円が方向感が出にくいことを確認しても面白くは無いのですが、ドルランドとドル円の動きは、少なくとも8月後半以降は非常に似通った動きをしています。次のドルランド日足チャートをご覧ください・
ドルランド、ドル円日足
サブチャートにドル円の動きを示していますが、ドルとしては同じような動きをしていることが確認できます。ドルランドについては、レジスタンスは1月ドル高値(17.819)と6月ドル高値(15.669)を結んだラインが最近でも上値を抑えていて、これもドル円の1月からのレジスタンスラインが効いていることと似通っています。
ドルとしての動きに違いが出て来るまでは当面ランド円は方向感が出にくく、今週も先週と同様のレンジ内での動きとなってくるものと考えています。今週は先週のレンジ内での動きを想定し、7.20レベルをサポートに、7.50レベルをレジスタンスとします。
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まず先週の振り返りですが、「7.15レベルをサポートに、7.40レベルをレジスタンス」とするレンジを予想しました。
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