トルコリラ円ショートコメント
まず先週の振り返りですが、「33.20レベルをサポートに、34.00レベルをレジスタンス」とするレンジを予想しました。実際のレンジは安値が33.42レベル、高値が34.09レベルとなり、予想レンジよりやや上に広がる動きとなりました。
ドルトルコリラは、格付け引き下げ以降もトルコリラの弱い地合いは継続していましたが、ドル円もやや円高気味での動きとなったこともあり、思ったよりはトルコリラ安が進まなかった印象です。
しかし、ドルトルコリラに関しては勢いは無くとも引き続きトルコリラ安が継続しているチャートとなっていることには気をつけなくてはなりません。日足チャートをご覧ください。
ドルトルコリラ日足
ここ一月半の動きを見ると、サポートは5月安値(2.7893)と6月安値(2.8398)を結んだラインとなっていて、レジスタンスはほぼそれと平行に引ける9月の高値圏を結んだラインとなっていることがわかります。現在この上昇チャンネルは8月高値の3.0272に向かって水準を緩やかに上げています。
値幅としてはわずか0.8%ですから今は大した動きではありませんが、8月高値を上抜けた場合には、7月高値(3.0969)が視野に入ってきます。ここまでくると3%以上の値幅になるため、引き続きドルトルコリラの動きに注目したいと思います。
今週のところは先週のレンジ内での動き中心となりそうですが、若干下方向にレンジを拡大し、33.40レベルをサポートに、34.00レベルをレジスタンスとしておきます。
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まず、先週の振り返り(ショートコメント)ですがトルコリラ円は「33.70レベルをサポートに、34.60レベルをレジスタンスとする」流れを予想しました。
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