FOMC議事要旨、想定内で反応は限定的
FRBが3時に公表した9月20・21日のFOMC議事要旨で、
投票権を持つメンバー数人が、米経済が引き続き力強さを増せば、比較的近い将来に利上げが正当化されるとの認識を示していたことが分かりました。
FRBはこのFOMCで、「政策据え置き」を決定していますが、議事要旨を読むと、利上げの時期をめぐり意見が分かれていたことが判明したました。
議事要旨は、「メンバー数人が、経済情勢が予想通りに展開すれば、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を比較的近い将来に引き上げることが適切となるとの判断を示した。」としています。
週明けの月曜は東京市場とNY市場が休場ということもあってアジア市場は動意薄。大統領候補による第2回TV討論会はあったものの、低レベルな非難合戦といった感は拭えず各市場への影響はありませんでした。その後、欧州市場以降、原油高、株高の動きとなり、225先物はシカゴのGLOBEXで17000円を示現、全般的なリスクオンの動きからドル円も朝方の102円台後半から103円台後半へドルが買われました。ユーロドルでもドル買いの動きとなり、1.11台前半へと押しての連休明けとなっています。
ドル円は、今回も雇用統計前後に高値をつける展開となりましたが、テクニカルには102円前後にあったレジスタンスを明確に上抜けたことから短期的なドル高トレンドは継続、下げた場合でもレジスタンスがサポートとなっていることで102円前後が強いサポートとなってくると考えられます。ただ、株式市場の強さの割にはドル円の上値追いは限定的なものとなっていて、いまだ104円台では売りたい向きが残っているという印象を受けます。本日は103.30レベルをサポートに、103.90レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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