ドル円:10月11 日のファンダメンタル分析
週末を挟んだ動きの概要です。
金曜は雇用統計を前に大きな動きはしにくいと思っていたところ、東京市場8時過ぎにポンドが全ての通貨に対して大暴落を演じました。あまりにも急激な動きでFX業者によって安値はまちまちでしたが、1.18台を示現したことは間違いないようです。ポンド安に対する懸念はあったとはいえ特にニュースが出たわけでもなく、急落のきっかけはポンドドルの誤発注との見方が大勢でした。主要通貨はポンドクロスで大きく振れたものの、波乱収束後は対ドルでは雇用統計まで様子見。雇用統計は予想よりも弱かったことからドル売りの動きとなり、ドル円は102円台、ユーロドルも1.12台での引けとなりました。
ドル円:10月11 日のテクニカル分析
ドル円は、今回も雇用統計前後に高値をつける展開となりましたが、テクニカルには102円前後にあったレジスタンスを明確に上抜けたことから短期的なドル高トレンドは継続、下げた場合でもレジスタンスがサポートとなっていることで102円前後が強いサポートとなってくると考えられます。ただ、株式市場の強さの割にはドル円の上値追いは限定的なものとなっていて、いまだ104円台では売りたい向きが残っているという印象を受けます。
本日は103.30レベルをサポートに、103.90レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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