ランド円ショートコメント(22/10/24)

先週のランド円は、安値が8.01レベル、高値が8.27レベルと、ほぼ予想レンジに沿った値動きの一週間となりました。

ランド円ショートコメント(22/10/24)

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返り(ショートコメント)ですが、「8.00円の大台をサポートに、9月22日高値をやや上回る8.25レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは、安値が8.01レベル、高値が8.27レベルと、ほぼ予想レンジに沿った値動きの一週間となりました。

先週のランドは、ドルが全般的に強い動きを見せる中で週初は株価上昇によるリスクオンの動きとともに金やプラチナなどの貴金属にも買いが入ったことが南アフリカの好材料とされ、ドルランドではランド買いの動きとなったことで火曜には8.27レベルの高値をつけました。しかし、その後は主要通貨同様にドル高に引っ張られる中、週初のランド高の調整も入りランド円は金曜まではやや上値が重い横方向のもみあいを続けました。金曜は米金利上昇後のWSJの利上げペース縮小検討の観測記事とドル円での為替介入に振らされ、週間安値をつけたあとに8.10レベルで週末を迎えました。

今週もドルの材料としては米金利、円の材料としては週初の朝方から実施された為替介入が2大材料となりますので、トルコリラ円ほどではありませんが、基本的にドル円の動きを考えることがランド円の動向を考えることとほぼ同じになると言えます。

いつもの4時間足チャート上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

先週金曜のレンジが一週間のレンジとなっていて、8.01から8.27の間での動きに今週もなってくると考えています。

ドル円がこうした動きの時には予想を立てること自体が困難ですが、今週も先週同様8.00円の大台をサポートに、8.25レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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