ユーロドル0.98台、週明け序盤乱高下の後、軟調に推移
24日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方0.9874レベルで取引が始まったユーロドルは、早朝一時0.9899の高値をつける場面もありましたが、その後は乱高下しつつ、次第に上値を切り下げる動きとなりました。夕刻欧州勢参入後は、日中低下傾向であった米長期金利が上昇に転じたこともあり、0.9807まで下げたのち、東京時間19:00現在は0.9832レベルで取引されています。
先週末金曜の海外市場では、WSJ紙が11月FOMCでの12月以降の金融引き締め方針見直し検討の可能性を報じたことから、一方向での米長期金利上昇に歯止めがかかり、一時0.9705まで下げていたユーロドルも、0.9862レベルまで戻しての越週となりました。
テクニカルにはユーロドルは、週末の反発で、転換線、21日移動平均線、基準線等を上抜けて、ユーロ安地合いがやや和らいでいます。
一方で上昇にいったん歯止めがかかったとはいえ、米長期金利は高止まりが続いており、米10年物国債利回りは、本日4.13-4.20%レンジで取引されています。
序盤の欧州主要株価指数は、遅れて発表された中国の3QGDPが予想を上回る結果だったこと等を受け堅調に推移。今晩この後は22:45に米10月製造業・サービス業PMI速報値の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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