トルコリラ円ショートコメント (22/10/10)

先週のトルコリラも目立った材料が無く、ドルトルコは緩やかなドル高・トルコリラ安トレンドの中で横ばい、ドル円の動きがトルコリラ円の動きにそのまま影響していました。

トルコリラ円ショートコメント (22/10/10)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「トルコリラに売り材料が多く、前週のレンジをやや広げた水準を考え、7.65レベルをサポートに、7.85レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.67レベル、高値が7.84レベルと、前週レンジをやや広げ、ほぼ予想通りの動きになっていたと言えます。

先週のトルコリラも目立った材料が無く、ドルトルコリラは緩やかなドル高・トルコリラ安トレンドの中で現状は横ばい、ドル円の動きがトルコリラ円の動きにそのまま影響していました。

今週は基本的に米金利が主要通貨に与える影響が大きいと考えられること、またドル円の週報に書いたようにドル円はドル高に動く可能性が高そうなことを考えると、トルコリラ円は買われやすいと言えます。しかし、来週20日にはトルコ中銀の会合があり、追加緩和が行われる可能性も高そうですから、その点ではドルトルコリラでよりドルが買われる可能性もかなり高そうです。

テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

引き続き3週間前のレンジの中での動きであることは間違いなさそうですが、ドル円が底堅いことから先週後半からはレンジの半値から上方向へとじり高の動きとなっています。ただ、先週高値を超えたとしても上にはこのレンジがありますので、今週も先週のレンジをベースに若干の微調整でよいでしょう。

今週は7.65レベルをサポートに、7.85レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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