トルコリラ円ショートコメント(22/9/26)

先週のトルコリラ円は安値が7.58レベル、高値が7.87レベルと、予想よりもややトルコリラ安の一週間となりました。

トルコリラ円ショートコメント(22/9/26)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「トルコ中銀会合でコンセンサス通りに現状維持であれば、直近2週間のレンジ内での動きと考え、7.65レベルをサポートに、7.92レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.58レベル、高値が7.87レベルと、予想よりもややトルコリラ安の一週間となりました。

先週のトルコリラは水曜まではほとんど動きが見られませんでしたが、日銀会合直後の円安の動きで7.87レベルまで買われ、その後の円買い介入と予想外のトルコ中銀利下げの動きが重なって7.58まで下げ、週末にかけては週前半のもみあい水準に戻して引けました。

トルコ中銀の金融政策はコンセンサスは現状維持でしたが、前日には利下げを予想する向きも多く、現状維持か利下げかが五分五分という地合いになっていましたので、思ったほどトルコリラ売りには繋がらなかった印象です。前回も今回も高インフレ下での利下げとなっているため、中長期的にはトルコリラ安が特に対ドルでは続かざるを得ないと見る向きがほとんどで、既にドルトルコリラでは史上最安値を更新中であることから、徐々にトルコリラ円でもトルコリラ売りの動きが出やすくなってくると見られます。

テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

先週の値幅が大きかったことから今週に関しては、先週のレンジ内での動きに留まると見られます。安値は円買い介入の影響が大きかったことから、継続的に介入が出て来ないのであれば、短期的にはいったん安値を見た格好です。

いっぽう上値は先週の高値をレジスタンスとすると見てよいでしょうから、今週は7.65レベルをサポートに、7.85レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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