トルコリラ円ショートコメント(22/4/12)

基本的にドル円での円安の動きによってトルコリラ円も円安(トルコリラ高)になった週でした。

トルコリラ円ショートコメント(22/4/12)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「上昇トレンドが終わる前提で8.15レベルをサポートに8.40レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が8.29レベル、高値が8.42レベルと、前週のレンジの中でさら動きを狭めた一週間となりました。

先週のトルコリラは対ドルでの動きはドル高地合いではあったものの狭い値幅での取引が続き、基本的にドル円での円安の動きによってトルコリラ円も円安(トルコリラ高)になった週でした。

今週は14日のトルコ中銀会合が最大の注目材料ですが、いくらインフレ率が高くともエルドアン大統領の顔色を伺って現状維持にしかできませんので、政策金利を材料にして動きが出てくるということも無さそうです。やはり先週同様にドル円で円安が続けば上昇、調整が入れば下落とドル円次第という感じがします。

テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

上にあるピンクの水平線は1月末高値の8.65ですが、ドル円主導の円安相場が続いた場合、同水準がターゲットとなりやすいレベルと言えます。先週の動きが鈍かったこと、週明けに円安が先行していることを考えると、この8.65近くに上昇する可能性が高そうです。

今週もドル円が引っ張る展開を考え、先週の安値圏8.30レベルをサポートに上記ターゲットに近い8.60レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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