トルコリラ円ショートコメント(22/2/14)

先週のトルコリラ円は、安値が8.41レベル、高値が8.60レベルと、両ラインの中で予想よりも狭い値幅での取引に終始した一週間となりました。

トルコリラ円ショートコメント(22/2/14)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「サポートライン、レジスタンスラインを基準にして8.30レベルをサポートに8.65レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が8.41レベル、高値が8.60レベルと、両ラインの中で予想よりも狭い値幅での取引に終始した一週間となりました。

先週のトルコリラは、ロシアとウクライナの仲介をしようとしていたエルドアン大統領が新型コロナに感染し、トルコ発の好材料が見込めない中で一段と緊迫した情勢となっていますが、トルコリラ円への影響は単純にドル円でのリスクオフによる円買いの動きが出ていた程度で目立った影響は出ていません。

おそらくは市場参加者の多くは17日のトルコ中銀会合までは様子見姿勢を継続というところだと思われます。ただトルコ中銀も激しいインフレが続く中でエルドアン大統領の顔色を伺って利上げに動けないとなると、更なるインフレ悪化を見越してトルコリラ売りにつながりそうですが、その場合でも最近の静かな流れの中では大きなトルコリラ売りにはならなそうですし、売りが出てくれば引き続き介入で対応という流れは変わらないでしょう。

チャートも代わり映えしないのですが、いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

先週同様に今週もサポートとレジスタンスラインの中での動きが中心となり、トルコ中銀会合後にどちらかにぬける動きがあれば、そちらにもう一段の動きという展開でしょう。今週はサポートラインが8.35レベル、レジスタンスラインが8.63レベルに位置しています。

今週も両ラインを参考にして8.35レベルをサポートに8.60レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る