ランド円ショートコメント

先週のランド円は、安値が7.47レベル、高値が7.80レベルと予想以上に強い地合いの一週間となりました。

ランド円ショートコメント

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まず、先週の振り返りですが「上昇トレンドを継続すると見て、7.45レベルをサポートに7.65レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.47レベル、高値が7.80レベルと、予想以上に強い地合いの一週間となりました。

先週のランドは中国のエバーグランデ問題が小康状態、また中国国内の不動産市場の一段の冷え込みに対応するため政府が景気てこ入れに動くのではといった期待もあり、いったんランドの悪材料からは外れた感じがします。いっぽうでエネルギー価格や資源価格の高騰が資源国通貨としてランドの買いに動き、ドル円での円安の動きとは対照的な動きとなった結果、ランド円は大きく水準を上げることとなりました。

ドル円は短期的には調整を挟みそうですが、ランドは底堅い地合いを継続すると考えると今週は底堅いもみあいというイメージかと思います。テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

6月高値からのレジスタンスライン(ピンクの太線)をしっかりと上抜けたことで、今週は同水準がサポートとなってきます。また赤い水平線は9月高値の7.78でちょうど上抜けようとしている段階です。ただ、同水準を抜け一気に8円の大台にまで上がるほどの勢いは無いと見ています。

今週のランド円は、これまでのレジスタンスラインが位置する7.60レベルをサポートに、大台手前でいったん上げ止まると見て7.90レベルをレジスタンスとする週を見ておくこととします。

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