NYダウテクニカル 2月1日アップデート

SNSを通して個人が束になって買った動きが空売りしていたファンドを踏み上げさせたという、以前であれば考えられない出来事が起きました。

NYダウテクニカル 2月1日アップデート

NYダウテクニカル 2月1日アップデート

ユーロドルの週報に先週は米国ゲームストップ株の乱高下が主要株式の価格形成にも影響を与え、ボラティリティ(VIX)も大幅に上昇させたことを書きましたが、既に主要なメディアで報道されている通りSNSを通して個人が束になって買った動きが空売りしていたファンドを踏み上げさせたという、以前であれば考えられない出来事が起きました。参考までのゲームストップの日足チャート(対数スケール)を以下に載せておきますが、短期間で10倍という凄まじい値動きを見せています。

NYダウテクニカル 2月1日アップデート

そして、ゲームストップ発の米国主要株価指数下落へとつながったのですが、NYダウの日足チャート(対数スケール)も調整が長引く可能性があるチャートとなってきました。

NYダウテクニカル 2月1日アップデート 2枚目の画像

直近の安値は昨年10月末につけていますが、その後11月上旬に大きく上昇して以降はピンクの平行線で示した緩やかな上昇チャンネルの中で史上最高値を更新してきました。先週までは目立った調整も無かったのですが、水曜と金曜の下げで上昇チャンネルを下回り、10月安値と1月高値との23.6%押しも下回っての週末・月末クローズです。

23.6%で下げ止まることも考えられるものの、現状のボラティリティの高さを考えると38.2%押しとなる29313ドル、つまり大台3万ドルを割れる可能性を考えておいたほうが良いのではないかという値動きです。引くラインの位置こそ異なるものの、S&PもNASDAQも似たようなチャートの形状となってきているだけに2月上旬の米国株相場には注意が必要でしょう。

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