ユーロドル夕刻急落 独小売売上高の予想外の低調が影響か (2/1夕)

1日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急落。

ユーロドル夕刻急落 独小売売上高の予想外の低調が影響か (2/1夕)

ユーロドル夕刻急落 独小売売上高の予想外の低調が影響か

1日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急落。朝方1.2133レベルで取引が始まったユーロドルは日中1.2120-37の狭いレンジ内で横ばい推移しましたが、17:00過ぎに急激に値を下げ、一時1.2084の安値をつけた後、東京時間18:30現在は1.2100レベルで取引されています。

18:00頃にかけて相次いで発表された1月の欧州地区の製造業PMIはいずれも速報値を上回り、序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高の中でのユーロ急落にはやや違和感がありますが、16:00発表の12月独小売売上高が、事前予想前年比+4.7%に対し実績は+1.5%と大きく下回ったことが影響した可能性があります。

テクニカルにはユーロドルは、引き続き一目均衡表の「雲」の上限付近で上下動、上は21日線(1.2168レベル)下は90日線(1.1985レベル)とそれぞれしっかりとレジスタンス、サポートがあり、方向感が出ていません。

序盤の欧州主要株価指数は銀価格の上昇や、アストラゼネカのEUに対するワクチン追加供給等を材料に上昇基調。今晩この後は23:45に米1月製造業PMI確報、24:00には米1月ISM製造業景況指数、および12月建設支出の発表があります。

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