ランド円ショートコメント(21/2/1)

実際のレンジは安値が6.73レベル、高値が6.98レベルと、上下とも予想通りとなりました。

ランド円ショートコメント(21/2/1)

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「イベント経過後のもみあいを考え、6.73レベルをサポートに、6.98レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が6.73レベル、高値が6.98レベルと、上下とも予想通りとなりました。

先週のランドは、ほぼ週を通してドルランドは細かい上下はあったものの横方向への動きとなっていましたが、ドル円が週半ば以降円安に動いたことから結果としてランド円は週前半に安値をつけた後、週末に向けて前週高値に近づいての引けとなりました。

材料的には新型コロナウイルスの南ア変異種が世界に拡散しているいっぽうで南アフリカ国内では明らかに減少傾向を辿っていることから、一時期のような懸念はひとまず去ったというところです。特に目立ったニュースは無かったものの28日に南ア中銀総裁が「新型コロナウイルス感染第3波が発生した場合でも中銀には金融刺激策を講じる余地がある」と21日の会合で示した引き締めの可能性だけでなく、追加緩和にも動く準備はあることを示しましたが、市場への影響は特にありませんでした。

今週も経済指標関連はいくつかあるものの、ランド動向に大きな影響を与えそうな材料でもありませんので、テクニカルに見ていきましょう。

いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

これまではピンクのサポートラインと大台7円の水平線を想定していましたが、ドル円での円安の動きも出てきたことから、サポートラインと平行なライン(青)を引いて上昇チャンネルの中での動きを考えてみます。

今週はサポートラインが6.80水準へと上がってきますし、上側の平行ラインは7.05水準へと上がっていきます。今週もランド以上にドル円の影響が強そうではありますが、6.80レベルをサポートに7.05レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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