ランド円ショートコメント
まず先週の振り返りですが、「7.15ベースをサポートに、7.40レベルをレジスタンスとする流れ」を見て、実際のレンジは安値が7.25レベル、高値が7.51レベルとなり、10銭ほど予想レンジよりも上側での推移となりました。
財務相の訴追問題はいったん材料から外れた感はありますが、21日に南アフリカは国際刑事裁判所(ICC)から脱退する意向を発表して、どうも司法関連には不安材料が多い印象です。こちらは相場の材料とはならないものの、南アフリカをはじめ新興国通貨の売買をする際の背景としてそれぞれの国が政治的にどのようなスタンスを取っているのかは重要なテーマだと思います。
ランド円も4時間足チャートを見てみましょう。
ランド円四時間足
9月中旬以降は、7.20レベルの買いと7.50レベルの売りとに挟まれ、その中で細かな材料で上下動いています。今週もPPI程度であまり目立った材料が無く、上がったところでは売りが出やすい流れに変化は無いと考えられます。今週も先週同様のレンジを想定し、7.30レベルをサポートに、7.50レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
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