3. FIFAワールドカップロシア(18/6/7)

FIFAワールドカップロシア(18/6/7)

FIFAワールドカップロシア大会は14日から、開催までちょうど一週間となりました。

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FIFAワールドカップロシア(18/6/7)

FIFAワールドカップロシア

FIFAワールドカップロシア大会は14日から、開催までちょうど一週間となりました。

ワールドカップといえば、と言うほどではありませんが、オリンピックやFIFAワールドカップのように世界中から人が集まるスポーツイベントでは、開催国の通貨が買われやすくなるというジンクスがあります。日本にいるとオリンピックの方が大規模に思えますが、世界的にはFIFAワールドカップのほうがビジネス的にもかなり大きくスポーツイベントとしてはワールドカップ、次にオリンピックということになります。

前回2014年のFIFAワールドカップブラジル大会は6月12日〜7月13日でしたが、まず当時のブラジルレアルがどうだったか見てみましょう。

ドル/ブラジルレアル日足(2014年ワールドカップ開催時）

ドル/ブラジルレアル日足(2014年ワールドカップ開催時）

ラインマーカーで示した期間がワールドカップ開催期間となりますが、ワールドカップ開催期間に向けて1月からドル安・レアル高となっています。まあジンクス通りと言えるかもしれません。

今回のロシア大会ではルーブルですからブラジルレアル同様にエマージング（新興国）通貨です。そしてロシアルーブルの動きはどうだかも併せて見てみましょう。

ドル/ロシアルーブル　日足

ドル/ロシアルーブル　日足

こちらは今のところドル高・ルーブル安で来ています。ここからルーブル高に動く可能性も否定できませんが、現在は上昇後の三角もちあいで、テクニカルにはドル高方向に動く可能性のほうが高いチャートです。

ただ、ルーブルは4月に米国がロシアに対して大統領選にサイバー攻撃などを通じて介入したとして経済制裁を実施すると発表したことがルーブル急落の原因でした。それでも、イベントを前にした買いには繋がってはいません。

次のビッグイベントは2020年の東京オリンピックですが、果たして円高になるのかどうか気になるところです。

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