NY原油週足チャート(18/6/5)

最近はあまりNY原油に触れていなかったので、週足チャートを見ながら現在のNY原油の水準について考えてみましょう。まずはチャートをご覧ください。

キーワード:

NY原油週足チャート(18/6/5)

NY原油週足チャート

最近はあまりNY原油に触れていなかったので、週足チャートを見ながら現在のNY原油の水準について考えてみましょう。まずはチャートをご覧ください。

WTI週足

WTI週足

2014年5月からの4年間の期近つなぎチャートです。このチャートを見る限り2016年の安値26.05で大底を打ち、その後は長期の三角もちあい(赤のトレンドライン)を上抜け、現状は青の平行チャンネルで示した上昇チャンネル内での動きを2017年半ばから継続していました。しかし、ここ2週間ほどの下げでこの上昇チャンネルのサポートラインを試しているのが今週です。

大きな流れとしては2008年7月に史上最高値147.27をつけ、2009年1月には33.20まで半年で100ドル以上もの暴落を演じました。リーマンショックの影響は原油相場にも大きな影を落としていたのです。そして、2011年には114.95まで回復した高値が直近の高値です。その後、2016年につけた26.05が直近高値後の最安値となります。

ここで2011年高値と2016年安値の半値戻しを計算すると70.50(赤のターゲット)と5月高値72.83と比較的近い水準となりますし、2016年安値から2017年初までの上げ、その後の2017年安値への押しを各点とする上昇N波動のフィボナッチエクスパンションを計算すると100%エクスパンションが71.24(青のターゲット)とこちらも近い水準で、値幅観測的には5月でいったん高値を見たと考えた方がよさそうです。

すると、現在の下値のターゲットとしては2017年安値と5月高値の38.2%押しにあたる61.05(青緑のターゲット)を考えておくとよさそうです。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る