<< 東京市場の動き >>
週初11日の東京市場は、113円半ばを中心とした揉み合い。終日を通した形成レンジは20ポイント強に留まり、積極的な動意はうかがえず。ただ、それでも一時は先週末に記録したドルの戻り高値を更新する局面も観測されていた。
ドル/円は先週末のNYクローズとほぼ同レベルである113.50円で寄り付いたものの、積極的な動意に乏しい。仲値不足観測など需給要因が取り沙汰され、ややドル高・円安が優勢になり、目先の戻り高値113.59円を超えて113.70円レベルに。しかし、勢いは続かず、結局113.45-70円といった20ポイント強の変動に留まると、16時時点では、113.50-55円で推移し、欧米時間を迎えている。
なお、そうしたなか仮想通貨ビットコインは本日も乱高下をたどるも、最終的に堅調裡。日本時間11日にシカゴ・オプション取引所(CBOE)で先物が上場され、その価格の上昇が好感されていたという。
一方、材料的に注視されていたもののひとつは、「エルサレムの首都承認」問題。国連安保理が緊急会合を開催し、米国の決定に批判が相次ぐなか、ペンス米副大統領の報道官から「パレスチナ議長が会談を拒否してきた」ことを認める発言が聞かれるなど、状況拡大の様相を呈し始めてきたようだ。
それとは別に、「NZ中銀総裁にエイドリアン・オア氏」と発表があり、それを好感した断続的なNZドル買いの動きも観測されている。
<< 欧米市場の見通し >>
再びドル高方向のリスクが高まってきた感があるものの、本日の東京時間は狭いレンジ内での一進一退に終始している。本日の欧米時間も材料がまったくないというわけではないが、週の半ばである12-13日に注目の米FOMCを控えていることもあり、基本的にはそれら次の重要材料にらみで、狭いレンジ内取引をたどるとの見方が有力だ。また、価格ではなく時間的な調整の動きから、若干小安い値動きを予想する声も一部で聞かれていた。
テクニカルに見た場合、先週初めの113.10円台から週末には113.40円前後まで上昇をたどった日足・一目均衡表の先行帯の雲の上限を、先週末のNYクローズでも上回ってきた。また、一目の雲の上限は、そこからさらに上昇し、本日は113.50-55円に位置するのだが、本稿執筆時は同ポイントを挟んでの攻防となっている感を否めない。先週末のように、NYクローズでしっかりと超えることが出来るのかどうかに注目してみたい。
なお、フィボナッチの観点でいえば、11月高値114.74円を起点とした下げ幅の61.8%戻し(113.25円レベル)を突破しており、ドル高が進行した場合の次のターゲットは76.4%戻しとなる113.80-85円となりそうだ。
一方、材料的に見た場合、10月のJOLT雇用動態調査が発表されるほか、米財務省から3年債と10年債の入札が実施される見込みとなっている。前者はともかく、後者については「FOMCへの警戒感から入札が低調に終わり、米金利の上昇とドル高になる」−−などといった読みをする声もあったようで、一応要注意であるのかもしれない。
また、それ以外は引き続き「エルサレムの首都承認」問題や「北朝鮮情勢」、「ロシアゲート事件」をめぐる動きなどにも注意を払っておきたい。
そんな本日欧米時間のドル/円予想レンジは、113.00-113.80円。ドル高・円安方向は、本日東京高値の113.65-70円、フィボナッチの観点から指摘される113.80-85円の攻防が注視され、抜ければ114円台乗せがみえてくる。
対するドル安・円高方向は、先週末NYの安値である113.10-15円や113円前後が目先のサポートで、割り込んでも112円台はテクニカルポイントが多く、底堅いイメージ。(了)
オーダー/ポジション状況
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