ドル円下落後反発、イベント控え警戒感強く(12/12朝)

昨晩の海外市場でドル円は113円台前半から半ばで取引されました。

ドル円下落後反発、イベント控え警戒感強く(12/12朝)

ドル円下落後反発、イベント控え警戒感強く

昨晩の海外市場でドル円は113円台前半から半ばで取引されました。ニューヨーク時間早朝はマンハッタンでの爆発報道でリスク回避の円買いにドル円が下落する場面もありましたが、被害が小さく容疑者が拘束されていることから大きな動きとはならず、113.24までで反発。その後はドル買いが強まり東京時間7:00現在は113.55近辺での取引です。

今週は各国中銀の政策会合が多く、特に市場は日本時間14日未明に公表される米FOMCの結果や、続くイエレン議長の記者会見で米経済の現状認識と来年の金融政策へ何らかの手掛かりが示されることを待っている状況。
翌日にはECB理事会、英中銀の金融政策会合も開催され、特に今日明日は為替は積極的に取引しにくい状況ですが、このタイミングで今晩、明日と米物価指数の発表もありやや波乱含みです。
また、チャート上は本日113.52の一目均衡表の雲の上限を抜けて雲の上での取引。本日の日中の値動きと雲の位置関係は注目されます。
この後8:50からは11月の本邦企業物価指数が公表されます。

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