日経平均の動き(2017年3月31日)

年初の段階では期末に日経平均株価が2万円を超えていると誰もが思っていた節がありますが、

日経平均の動き(2017年3月31日)

日経平均の動き

年初の段階では期末に日経平均株価が2万円を超えていると誰もが思っていた節がありますが、年初からの日経平均株価は19,600円台で異様とも思えるほどの上値の重さとなっています。日銀だけでも年間6兆円ペースでETFを買い入れていますから、ざっくりと3か月で1.5兆円程度の金額が買い切りで出ているのと同じです。

年初の始値が18818.58、本日期末の始値が19071.19とわずか250円程度の上昇に過ぎません。NYダウが大きく上昇している中、この上値の重さは何だろうと考えると、国内外の投機筋が売っているということになりますが、チャートを見るとちょっと面白いことがわかります。

日経平均株価の週足チャートをご覧ください。

             日経平均株価週足

             日経平均株価週足

2015年高値20959.15と2016年安値14864.01とのフィボナッチ・リトレースメントの内78.6%(61.8%の平方根)戻しが10654.79と見事に上値の重たい水準と一致しています。明日から新年度入りですが、同水準をしっかりと上抜けて来ないと2万円の大台を見ることは難しく、そうであると日経平均株価と相関の高いドル円もドルの上値が重たくなってくる可能性が高いと言えるでしょう。

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