ドル円145円台半ば、FOMC結果待ちで調整主体の動き (12/13午前)

13日午前の東京市場でドル円は145円台で方向感に欠ける動き。

ドル円145円台半ば、FOMC結果待ちで調整主体の動き (12/13午前)

ドル円145円台半ば、FOMC結果待ちで調整主体の動き

13日午前の東京市場でドル円は145円台で方向感に欠ける動き。朝方145.50レベルで取引の始まったドル円は、序盤に145.18までさげたものの持ち直し、145円台半ばでのもみあいとなりました。今晩のFOMC結果公表を控え様子見気分が強くなっており、方向性の出にくい状況です。東京時間正午現在は、145.53で取引されています。

日経平均株価は、昨晩の米株高を受け買いが先行、一時上げ幅は200円を超えました。しかし、その後は33,000円を挟んで一進一退の動きとなり、143円高の32,987.69円で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、注目された米11月消費者物価指数が前年比+3.1%と、予想通り伸び率が鈍化、除く食料品・エネルギーのコア部分も予想通りの前年比+4.0%の横ばいとなりました。ドル円は発表直後には、CPI鈍化により米利上げ見送り確実との見方から144.74まで急落しましたが、予想通りとはいえ、CPIコアが高どまりとなったことで来年の利下げ時期が後ろ倒しになるとの見方が広がり、その後は一時145.85まで反発し、145.47で取引を終えています。

テクニカルにはドル円は、200日線の上での横ばい推移が続いていますが、昨日21日移動平均線が90日線をデッドクロスして一目均衡表の「雲」の下に出てきています。21日線は本日147.77付近を下降中で、今後強いレジスタンスとなりそうです。 

市場は明日未明のFOMCの結果公表とパウエル議長の会見待ち。今回のFOMCの注目点につては中島光牙さんの記事「FOMCのポイント」をご参照ください。

ドル円145円台半ば、FOMC結果待ちで調整主体の動き

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