NZの7月住宅建設許可件数結果
(日本時間2018年8月30日公表分)
NZの7月住宅建設許可件数は大きく下落しました。
下のチャートは2011年からのトレンドライン(紫色)が下向きになりました。実質数値(青色)も大きく反落してこのトレンドラインに絡んでいます。更に季節調整済数値(オレンジ色:上記の指数)はこのトレンドラインから大きく下回った位置にいます。
また前年比ベースでは6月の大幅上昇から反落しました。この指標は先行指標なので先行きのNZ経済には悪材料になります。
(出所:NZ統計局、青が2011年からの推移。紫:トレンド、オレンジ:季節調整済数値、青の折れ線:各月の実質)
NZドル/米ドルは発表前に0.6710〜15米ドル付近で推移していましたが、発表後は0.6705付近までで約5〜10ピップス程度の小動きでしたが、10時半に発表された豪州の住宅建設許可件数も予想を大きく下回る数値にオセアニア通貨安となり、NZドルは底値0.6660米ドルまで40〜50ピップス売られています。
相場は0.6720米ドルにあった抵抗線を越えられずに反落しており、0.6490〜0.6710米ドルのNZドル(週初の0.65〜0.6720米ドル)安のトレンドラインを守り切っています。
このレンジ内の0.6640〜50米ドルに比較的強いサポートあるので、ここで止まる可能性もありますが、下抜けると0.6610〜20、0.6580米ドルまでの下値トライになります。上値抵抗線は0.6730米ドル越えて終るか、ザラバでも0.6750米ドルタッチがないとNZドルは中立に戻れません。
(8月30日10:55、1NZドル=0.6666米ドル)
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.22
東京市場のドルは154円台後半で推移、日銀による追加利上げ観測が円安のブレーキ役に(24/11/22)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日本株のしっかりとした推移を材料にじり高の展開となり154円台後半で推移した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.22
ドル円 値動きそのものは激しいが、結果レンジ内か(11/22夕)
東京市場はドルが小高い。やや激しめの乱高下をたどるなか、最終的にドルは高値引け。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.11.22
ドル円154円台前半、本邦CPI高止まり等で一時154円割れ (11/22午前)
22日午前の東京市場でドル円は「往って来い」。
-
ニュージーランドドル(NZD)の記事
Edited by:川合 美智子
2018.08.30
ニュージーランドドル週報(2018年8月第5週)
NZ/円、短期は上値余地を探る動き。中期はNZ弱気の流れ。
-
ニュージーランドドル(NZD)の記事
Edited by:橋本 光正
2018.08.27
N$シカゴポジション(2018年8月27日現在)
NZドルのポジションは、ロングは枚数変わらず、ショートを1,600枚減らしました。まだネットショートを維持し、NZドルはショートで過去最高枚数のまま推移しています。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。