N$シカゴポジション
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):NZドル/米ドル=100,000NZドル
NZドルのポジションは、ロングは枚数変わらず、ショートを1,600枚減らしました。まだネットショートを維持し、NZドルはショートで過去最高枚数のまま推移しています。
チャートを見ると、昨年10月に最大2万枚近くのショートを維持した時は保有11週間で、今回は既に10週間近くとなり、一度手仕舞いが出てもおかしくない時間帯に入ってきています。
テクニカルでNZドル高へ調整入りポイントとなる抵抗線を越えると買戻しが入り易いと思われます。
終値ベースで赤のトレンドライン下限と水色のトレンドライン上限が0.6720〜30米ドル付近で交差しているので、ここを越えていくようなことになれば、ショートカバーの可能性が高まりそうです。
そのNZドル/米ドル相場は、0.6500〜0.6720米ドルのNZドル安トレンドラインができています。先週の戻り高値も0.6720米ドルまでで抑え込まれています。
下値は0.6630〜40、0.6560〜70、0.6500〜10米ドルの順にサポートあり、最後がトレンドライン下限に当たります。もしNZドル下押しが最初のサポート辺りまでで止められると、トレンドラインの上値抵抗線まで60〜70ピップスしか残っていないので、上限越える可能性が高まります。
騙しを勘案しても0.6750米ドルを越えて終わることがあれば、NZドルは中立となり、暫くショート買戻しの流れに入りそうで、シカゴポジションも巻き戻しとなる可能性が高まります。
月足が現状で下ヒゲ長い陰線になっているので、もし0.6750米ドル辺りで終わると大きなたくり線になりますので、この意味からも短期的なNZドル安の流れは正念場に入ってきている感じです。
(1NZドル=0.6688米ドル、8月27日15時00分現在)
直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。
棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.05.03
ドル円、政府・日銀による為替介入警戒感と大型連休前のポジション調整の影響で急落(5/3朝)
2日(木)のドル円相場は上昇後に急反落。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.05.02
東京市場のドルは156円前後での小動き、様々な思惑錯綜で上下に振れやすい地合い(24/5/2)
東京時間のドル・円は、2回目と思われる日本当局による円買い介入が漂うなか、大型連休入りなどに伴い積極的な売買は手控えられ、156円前後の小動きとなった。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.05.02
ドル円 再び実弾介入と思しき動き観測もドル高継続(5/2夕)
東京市場は落ち着かない乱高下。昨日NY終盤に当局の実弾介入が疑われる動きがあり、それを引きずる格好となった。
-
ニュージーランドドル(NZD)の記事
Edited by:橋本 光正
2018.08.24
NZの7月貿易収支結果(18/8/24公表分)
NZの7月貿易収支は▼1.42億NZドルとなり、予想(▼4.0億NZドル)を下回りましたが、
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。