NZの2020年第3四半期GDP予想
(今回発表予想)12月16日11時00分現在
明朝NZの2020年3QのGDPが発表されます。前回2QのGDPはほぼ予想通りになり、1Qもほぼ予想通りでしたので、今回も上記数値近辺で収まりそうです。既に3Qの数値はある程度出揃っているので、振れる可能性は少ないとみていますが、特に前年比の予想レンジが大きくなっていますので、万一プラスでも出れば、相場には好影響となりそうです。
今回の3Qは、NZの前期比(上図@)ベースを見ると全戻しになり、オレンジ色の移動平均線はゼロ付近まで回復しています。因みに豪州は、前期比で見ると2Qが▼7.0%、3Qが3.3%でしたので、やはりコロナからの回復が早かったことが解ります。
NZドル米ドル相場はシカゴポジション260内で記載した週初のNZドル高トレンド0.6990〜0.7210が現在は0.7010〜0.7230まで上昇しています。14日の月曜日に0.7114を越える終値が次のNZドル高へのポイントとしましたが、その日は寄り0.7079、高値0.7121、終値0.7077のトウバ線になってしまい、長い上ヒゲにその後の2日間も高値を越えられずにいます。目先はこの0.7121を越えて終わらないと、上記トレンドラインの上限狙いは難しい状況になっています。もし越えた場合は0.7150、0.7190、0.7230の順に抵抗線が控えています。一方で0.7050サポートを切ってくると、下限の0.7010方向になります。ここを維持出来るか否か注目しています。
(12月16日15:10、1NZドル=0.7103米ドル)
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