3. ユーロ1.17近辺で横ばい推移　英首相の声明待ち（10/16夕）

ユーロ1.17近辺で横ばい推移　英首相の声明待ち（10/16夕）

16日の東京市場でユーロドルは1.17台前半の小動き。

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ユーロ1.17近辺で横ばい推移　英首相の声明待ち（10/16夕）

ユーロ1.17近辺で横ばい推移　英首相の声明待ち

16日の東京市場でユーロドルは1.17台前半の小動き。夕刻一時1.1694まで値を下げて1.17を割り込む場面もありましたが、比較的短時間で買い戻され、東京時間18:00現在は1.1705レベルでの取引です。

今朝方EUが首脳会議で英国に交渉の継続と譲歩を求める声明を発しましたが、これに英国の交渉官は強い失望感を表明。ボリスジョンソン首相は今後EUとの通商協議を継続するか否かにかかわる声明を本日発表するとされています。市場では今のところ英国が交渉に応じるとの見方が大勢ですが、最悪の場合には英国の「合意無き離脱」が現実のものとなる可能性があり、警戒感が強まっています。

テクニカルにはユーロドルは、一目均衡表の「雲」の中での推移が続いていますが、本日はこれまで絡んできた21日移動平均線（本日1.1737レベルを下落中）を下放れする可能性があり、ややユーロ安地合いです。もっとも今晩に関しては完全にジョンソン首相の発言次第で、もし交渉決裂ということになれば90日線（1.1640）や「雲」下限（1.1615）ではでは止まりそうにない反面、交渉継続が確認されれば再び21日線に絡むレベルあたりまでの上昇は見込めそうです。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの動き。本日この後は21:30に米9月小売売上高、22:15米9月鉱工業生産と設備稼働率、23:00ミシガン大消費者信頼感指数23:00には米8月企業在庫の発表があります。尚、ボリスジョンソン首相の声明は本日欧州時間の午後以降発表される予定です。

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