オーストラリア 7月小売売上高の予想

9月4日、日本時間10時30分に発表予定です。

オーストラリア 7月小売売上高の予想

オーストラリア 7月小売売上高の予想

オーストラリア 7月小売売上高の予想

(9月3日10時現在)

明日、豪州の7月小売売上高が発表されます。前回はほぼ予想通りの2.7%(予想2.4%)となりました。7月はそこから更に+3.3%の予想になっています。エコノミスト予想レンジ上限が+3.6%ですので、大多数のエコノミストが3%超えを予想しています。
通常のチャートは折れ線グラフを添付していますが、今年の変化が大き過ぎて解り難いので、今回は下図の棒グラフのみを添付します。これを見ると、今年3月高値を越えてきました。
今週水曜日に発表された豪州第2四半期GDPマイナスの足枷要因は消費でしたので、予想通りなら、第3四半期最初の数値としては悪くなさそうです。但し、為替相場は予想よりも良いか悪いかと捉える参加者が多いので、6月分の修正も加味した数値を勘案したいと思います。

小売売上高

小売売上高

2018年12月を100にしたもの(3月高値を上限にして赤い線を記載)

下図は豪ドル米ドルの日足チャートです。水曜日の2Q・GDP結果の中で、添付したものと同じです。水曜日時点では6月末から一段とスピードを上げたラインC(=0.7205)とそれに平行に上げたD(=0.7435)内で推移していましたが、昨日は大陰線になり、従来のトレンドラインである、ラインA(=0.7055)とB(=0.7355)のレンジ内に入ってきています。昨日の底値が0.7301で、現在のスポットがほぼ同じ水準ですので、昨日の下ヒゲ部分で止まらない可能性あります。この場合はCまでの下押しを先行する動きが出てきます。今日の終値で0.73未満の場合は、これまでの豪ドル高からの調整売りが続きそうです。逆に維持できればまだB方向に戻れる可能性を残します。

オーストラリア 7月小売売上高の予想 2枚目の画像

(2020年9月3日14:40、1豪ドル=0.7309米ドル) 

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